プロパト

謝れないリーダー

おはようございます。
株式会社プロパトの石井です。

できるリーダーほど、
謝るべきときに素直に謝れます。

一方で、
・「謝ったら負けた気がする」
・「部下に舐められるのではないか」
・「責任を全部かぶらされるのではないか」

そんな不安から、
謝れなくなる管理者が多いのも現実です。

研修の中でも、部下への不満は語れても
「自分の判断が間違っていた。ごめん」と
言える人は案外少ないかもしれません。

中には、失敗の責任を部下に押し付けるような
発言をする人もいます。
しかし本当に必要なのは、
たとえば次のような一言です。

「この進め方を決めたのは自分でしたが、結果はうまくいきませんでした。申し訳ありません。
ここから仕切り直して、もう一度一緒に考えたいです。」

こんな一言があるだけで、
空気は一気に変わります。

実際、あるスポーツチームでは
開幕連敗のあと、監督が選手に
「この戦術は間違っていた。ごめん。今日から変える。」と伝えた瞬間、
チームの空気が引き締まり、選手たちは「この人についていこう」と
腹をくくったそうです。

謝ることは、負けではありません。

壊れかけた信頼を回復するための、
最強のスキルです。

あなたは自分がミスをしたとき、
謝ることできてますか?

嫌われる上司と尊敬される上司の違いは
こうした日々の積み重ねかもしれません。

らしく 楽しく おもしろく