こんにちは。
プロパト・代表の飯田です。
最近観た動画で、ある女性議員の方が「今、日本は6人に1人が貧困なんです。」と言う言葉が耳に残りました。
「6人に1人が貧困」って、どういう意味?──社会と個人、どちらの責任かを考える
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パッと聞いたとき、私は正直「そんなに多いのか?」と驚きました。
でも、同時に思ったんです。
「貧困って、収入の話なの? それとも心の話?」
「“貧困”って、社会の責任?それとも本人の問題?」
そんな問いが、頭に浮かびました。
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貧困にはいくつかの定義があるらしいです。
まず一般的に言われるのは、「相対的貧困」という考え方。
たとえば日本では、「世帯所得が中央値の半分未満」の人が「貧困」とされます。
つまり生活保護レベルではなくても、「社会の平均的な暮らしができていない状態」を指します。
これが、いま日本で約6人に1人。
これを「社会のせいだ」と言う人もいれば、
「いやいや、自己責任だろ」と言う人もいます。
でも、僕はこう思います。
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◆ 社会の責任はある。けれど、すべてではない。

たとえば…
• 正規と非正規の格差
• 教育の機会格差
• 働きながら子育てができづらい社会構造
• 一度つまずいた人が、再チャレンジしにくい制度
これは、まさに“社会が作り出す貧困”かな、と。
一方で、全てを社会のせいにしてしまえば、
人は「変わろう」とする力を失ってしまう。
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◆ 個人の選択・行動も、確かに影響する
• 努力を放棄してしまっている
• 学び直しや転職の選択を怖れている
• 過去の環境を言い訳にしてしまう
そんな“自分が作り出す貧困”も、実際に存在する。

「しんどい状況は分かる。でも、これからどうする?」
そう問い直すことも、時には必要です。
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◆ 結局、大切なのは“50:50(ハーフ&ハーフ)で捉えること”

社会も悪い。だけど、自分にも変えられることがある。どちらか一方ではなく、両方の視点を持つことが、豊かさへの第一歩なのではないでしょうか。
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株式会社プロパトは、組織の「第二創業期」を支援する会社です。
人も組織も、停滞した状態から抜け出すには、構造改革と意識改革の両方が必要です。
貧困も同じ。
“どうしてそうなったか(社会)”に目を向けると同時に、
“どうすれば変われるか(自分)”にも光を当てていく。
そんな視点で、これからも社会も会社も見ていきたいと思います。
今日は少しマクロ視点で語ってみました^ ^
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