おはようございます。
株式会社プロパトの石井です。
部下に話をするとき、
「俺が若い頃は」から始まる上司の話。
きいていて嫌になった経験、ありませんか?
そして、意外と多くの上司がこうした話を無意識しています。
そして本人は自慢のつもりがなくても、
きき手にはそう受け取られてしまうことも少なくありません。
一方で、できる上司は「失敗体験」を語ります。
なぜなら、誰もが失敗を経験しているから。
それがまず「共感」のきっかけになります。
失敗話は人間らしさを感じさせ、親近感を生みます。
さらに、そこから学んだことを伝えることで
「成長への意欲」や「立ち直る力」を示せます。
そして、自分の弱点を認める姿勢は、
誠実さと自己認識の高さの証です。
【失敗体験を語るときの4つのコツ】
①抽象的ではなく具体的なエピソードにする
②単なる失敗談で終わらせず、得た教訓を明確にする
③自虐に偏らず、成長のきっかけとして前向きに語る
④きき手の状況と関連づけて話す
もし失敗体験がすぐに思いつかない場合は、
日々の小さな失敗や改善点を記録する習慣を
つけるのもおすすめです。また、
周囲の意見をきいて自分の盲点を発見したり、
過去を振り返って新しい視点で分析
することも効果的です。
失敗体験を語るのは勇気がいります。
しかし、それは信頼関係を築き、
深い理解と共感を得るための強力な
ツールになります。
あなたの貴重な人生での失敗体験を
部下との対話で活かしてみてください。
こんな人になりたい!と部下から憧れられるヒントがあるかも?
ぜひご覧ください。
らしく 楽しく おもしろく