こんにちは。プロパト代表の飯田です。
全国を飛び回って第二創業期向け管理者研修をお届けする中で、毎回感じることがあります。
それは――
プロパトの研修に真剣に向き合ってくれた管理者たちは、確実に“レベルの高い管理者”になっているということです。
これは自慢ではありません。
“自負”です。
ただし。
本当に大切なのは、その「研修の後」です。
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研修後に見えてくる、経営陣の“本音”
管理者研修の締めくくりに、経営者や役員の方々とお話をする機会があります。
そのときに返ってくる言葉は、大きく2つのパターンに分かれます。
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【パターンA】
「まぁね、学びはあったと思いますよ。
でも大事なのはこれからどう動くか。
まだ求めるレベルには“達してない”かな」
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【パターンB】
「日常のちょっとした行動が明らかに変わってきています。挨拶、表情、スタッフへの関わり方…どれも成長を感じます。あとは私たち経営陣が、彼らの力を成果に変える“場”や“仕組み”を整えていく番ですね!」
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この違い、わかりますか?
Aは矢印が管理者たちに向いている。
つまり「やるのは君たちでしょ?」というスタンス。
Bは矢印が自分たち(経営陣)にも向いている。
「育ってきた人材を、どう活かすかは我々の責任だ」という当事者意識がある。
この違いが、組織としての“伸びしろ”に直結します。
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成長が繋がる組織には、当事者がいる
もちろん、管理者たちの成長を喜ぶことは素晴らしいことです。
でも、もっと大切なのは──
各階層の成長が“つながっていること”。
経営陣が高みから「お、伸びてきたな」と眺めるだけでは、組織は変わりません。
ましてや
「うちの幹部はまだまだやな」
なんて評論してるようじゃ…
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「高みの見物してんじゃねぇよ」
経営陣が他人事の顔をして、口を開けばダメ出しばかり。
そんな状態では、せっかくの管理者の努力も、火が消えていきます。
改めて自分たちに問うてほしい。
組織の未来を語るなら、
まず自分たちの“関わり方”から見直そうじゃないですか。
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言葉悪くてすみません。
でも、あえて自戒も込めて…
これ、他人事じゃありません。
私自身、プロパトの代表として、自分に言い聞かせています。
気を抜けば、すぐに「評論家社長」「老害社長」へまっしぐらです(笑)
だからこそ、常に矢印を“自分に”向けていたい。
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最後にひとこと
管理者を育てる覚悟があるか?
育った後の責任も果たすつもりはあるか?
プロパトの研修は、その覚悟を問う時間でもあります。
「俺ら経営陣が変わらな、意味ないやん」
そう思えるお客様たちと、これからも組織づくりをしていきたいと願っています。
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