おはようございます。
株式会社プロパトの石井です。
兵庫県の建設会社様の採用コンサルで
面接に入らせていただいています。
採用の現場にいると、
「嘘で塗り固めた面接」
が増えていると感じます。
志望動機はそれっぽい答え。
強みは外向きの強み。
上から目線のジャッジを避けるために、
求職者はどうしても良く見せよう
と取り繕ってしまう。
嘘と嘘のコラボレーション
まさに「茶番」だと思います。
しかしこれは、
求職者だけの問題ではありません。
企業側が長年続けてきた、
ジャッジ型の面接
が生み出している構造でもあります。
面接は「選抜の場」ではなく、
本来は「育成の入口」であるべきだと。
企業が求めがちなのは
「即戦力で、手がかからず、失敗しない人材」。
しかし、そんな都合のいい人は
ほとんど存在しません。
人は、育てて、関わって、
任せる過程の中で伸びていきます。
採用は、完成品を集める仕事ではなく、
未来の可能性に投資する仕事だと思います。
だからこそ大切にしたいのは、
「選抜するための面接」ではなく、
「育成につながる面接」。
面接では、次の姿勢を大切にします。
・取り繕いではなく、
本当の姿(その人の価値観)に触れること
・強みを一緒に言語化すること
・可能性の芽を丁寧にすくい上げること
・不採用になったとしても「この会社に出会えてよ
かった」と思ってもらえる関わりをすること
面接は、人をジャッジする場ではなく、
その人の伸びしろを見つける時間です。
採用は会社の未来をつくる仕事です。
同時に、応募者の方の人生に触れる、
非常に重大な時間でもあります。
我々は企業様にとっても応募者の方にとっても、
小さくても確かな転機になるよう、
丁寧に向き合ってきます。
らしく 楽しく おもしろく