こんにちは!
プロパト・代表の飯田です。
本日のテーマは…
【こんな管理者が組織を崩壊させる!】
〜“頑張ってるつもり”が一番タチ悪い!?〜
「なんか最近、職場がギスギスしてきたんだよね…」
そんな声、経営者からよく聞きます。
原因をたどると、意外と“アノ人”だったりします。
そう、「現場で一番“頑張ってるつもり”の管理者」。
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ケース①:「全部私がやったほうが早い病」
社員A:「課長、これってどうすれば…」
課長:「んーとね。あーもういい!私がやるわ!!」
……出ました。
自称“現場最強”の仕事マシーン型上司。
一見、頼れるリーダー。でも実態は、これを続けてしまうと「部下が育たない」「自分がパンクする」「属人化MAX」の三重苦を生み出す。
しかも本人はこう言います。
「ウチは人材が育たないんですよ、マジで」
いや、育ててないだけですね^^;
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ケース②:「俺の背中を見て育て理論」
「新人教育は“見て覚える”が一番やからな」
「俺の若い時代もそうだった」
……と、言ったっきりどこかに消える上司。
気づけば新人はこんなことを思ってます。
「上司の逃げる背中しか見えません…」
「背中が見えたとしても何を学べば…?」
OJTじゃなくて、もはや“放置プレイ”。
そのくせ1on1面談や評価面談では「やっぱり最近の子って主体性が足りないよね。Z世代って言うんだっけ?」なんて言い出す始末。
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ケース③:「言ってること全部正論。でも人がついてこない人」
管理者:「目標達成のためには〇〇が必要で、数値で見れば△△が…KPIは✴︎✴︎なんだからここを高めれば良いよね。以上です。あとは行動して下さい。」
メンバー:「(チーン…)」
内容は正しい。でも、
“温度”がない。共感がない。余白がない。
リーダーに必要なのは正しさ×熱量×人間味。
完璧な論理も、冷めた目で見られて終わりです。
人は理動ではなく感動で行動する。
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いかがでしょうか?
当てはまる管理者の方はあなたの会社にいませんか?
ちなみに、僕自身マネージャーになりたての頃は①〜③のすべてをやっていたことを素直に認めますm(_ _)m
当然、僕自身怠けていたわけではありません。むしろ、誰よりも頑張っている自負があった。
…でも、チームは崩壊しました。
僕自身も味わいましたが…
「組織崩壊」って静かに・ゆっくり進むんです。
ジワジワと、メンバーの心が離れていく。
一人辞め、二人辞め、
職場の空気はだんだん悪くなり、
そして、退職ラッシュが始まります。
どうやってそのサインが出てくるか?と言うと、
・声をかけても返事が素っ気なくなる
・無表情で仕事をするメンバーが増える
・会議で誰も発言しない
・面談では表面的な会話のみ
・退職理由は「ちょっとやりたいことがあって…」と濁される
全部、“管理者のあり方”が引き起こす組織崩壊のサインですね。
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最後に一言。
会社を壊すのは、外の敵だけじゃない。
なんとも見えづらい内なる敵が潜んでいることがある。
あなたの会社にもいませんか?
「私はこんなに頑張ってるのに…」って言いながら、
実は一番、チームの成長を止めている人。
“優秀なつもり”の管理者が一番怖い。
管理者は時折、自分を見つめ直してみることが大切ですね。
★参考までに。
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