「最近、社内がギスギスしてきたかも?」そのサイン…“第二創業期”かもしれません
こんにちは、プロパト代表の飯田です。
今日は「関係の質」についてのお話です。
つまり、会社の中の“人間関係”の話です。
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■ かつては、“家族的”であたたかい関係だったはずが…
第二創業期に入る前、いわゆる成長期や安定期は、
・苦労を共にした戦友感
・何でも言い合える仲間意識
・社内イベントは何をやろうが大盛り上がり
そんな「あたたかくて、わかり合ってた」感じがあった企業も少なくありません。
でも、第二創業期に入ると…
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■ 「関係の質」が揺らぎ出す、こんな“あるある”ありませんか?
・抜擢された若手が、急に“上司”として現れる(しかも元・同期)
・他部署のマネージャーと話す機会が減り、「なんか最近、距離あるよね…」と社員がヒソヒソ
・社長にだけうまく甘えられる幹部が出現して、他メンバーのモヤモヤが積もる
・経験浅めの管理者が孤軍奮闘しすぎて、ベテラン社員が“静かに”不満を抱えている
→ そう、「誰が悪いわけじゃないけど、空気や関係がちょっとギスギスしてくる」
これが、第二創業期における「関係の質のゆらぎ」あるあるです。

焚き火のゆらぎは癒されますが、
関係の質のゆらぎは病みますよね(・_・;
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■ なぜ起きるのか?
理由はシンプルです。
組織が拡大し、役割が多様化し、
“関係性の構造”が複雑になるから。
人が増える=情報量が増える=誤解・不信の可能性も増える。
しかも、みんな忙しいと“話し合う余白”もない。
結果、お互いが
・すれ違う
・汲み取れない
・勝手に誤解して勝手に冷める
…あるあるですよね?
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■ じゃあ、どうする?
解決策は、
「コミュニケーションを取らざるを得ない場(仕組み)をつくること」で、“関係の質”を高めること。
・部署を越えた定期的な“近況共有”
・抜擢された人とそうでない人、両方への“対話の場”
・社長と管理者(あるいは一般社員まで)が想いを交わす“1on1”
・“共通言語”としてのビジョンの再確認
こうした“ちょっとした”場が、関係のほころびを防ぎ、信頼を再構築してくれます。
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■ 最後に:第二創業期の人間関係は「設計」が必要
「人間関係が自然にうまくいく時代」は、
創業メンバー10人くらいまでです。
それを超えたら、「感覚」だけではもたない。
第二創業期における人間関係は、“感情”でなく“コミュニケーションの場の設計”がカギ。
そうして、お互いが部署を超えて「人や仕事」に興味関心が向き、「会社の未来」に照準を合わせるようになるものなんです。
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「なんか、うちの組織もそれあるかも…」と思ったら、まずは社員同士や部署同士の“関係の質”を見える化してみませんか?
“関係の質”って、なんとなく感じるもの…ではなく、実は“見える化”できるものなんです。
プロパトは、「人と組織」の両面から、第二創業期の「関係の質」を整えます。
「関係の質」は「環境の質」となり、「環境の質」がやがて「企業風土や文化」となるのです。
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