プロパト

AI全盛時代に、“人間らしさ”をどう発揮するか?

こんにちは。
プロパト・代表の飯田です。

最近、ふと思ったことがあります。

SNSを見ていても、ブログを読んでいても…

「ん?この文章、なんか“AIくさく”ない?」と感じることが増えてきました。

いや、僕もChatGPTには大いにお世話になってるんです。
アイデア出しとか、文章の骨組みづくりとか、日々助けられてます。

でも…でもですよ?

どうにもこうにも、最近の投稿たち、
「まるごとAIが書きました!」って顔して出てきてませんか?

♦返信もAI、感想もAI、ぜーんぶAI?

例えば、Xでのある投稿。
「社員エンゲージメントを高める3つの方法」なんて、タイトルもシャキッとしてて興味深い。

でも読んでみたら、やたらと整いすぎてて、なんだか“温度”がない。

で、コメント欄を覗いてみると…

「素晴らしいご投稿です!参考になりました!」
「◯◯の視点は、非常に示唆に富んでいます!」

…え??そのコメントも、あなたじゃなくてAIちゃいます!?笑

もはや、“中の人の気配”が消えてるやんってことなんです。

♦まるでズボラ上司と成長しすぎた部下の構図?

こういうのを見ていて思うことがあります。

これってまるで、ズボラな上司が若手に仕事を丸投げしてたら、いつの間にか部下がメキメキ成長して、気づけば上司の役割も奪ってた…みたいな話と似ているなぁ〜って。

しかも、上司はまだそのことに気づいていないというオチも同じ。。

♦AIは「全部任せる」ものじゃない

誤解なきように言っておきますが、僕はAIを否定したいわけじゃない。

むしろ、僕だってめちゃくちゃ使ってます。ChatGPTは、「チャッピー先生」と呼ぶくらい今や僕の「大切な仕事のパートナー」です。

でも…

任せるのは“あくまで一部”なんです。
「骨組み」は任せる。でも「肉付け」は自分でする。
「下書き」は任せる。でも「言い回し」は自分で磨き仕上げる。

なぜなら、文章は“僕”の声であり、“僕”の想いを伝える道具だから。

♦人間らしさは、表現の中に宿る

たとえば僕には、「この表現好きやなあ」「この言い回し、なんか自分らしいなあ」っていう“クセ”があります。そういうこだわりの部分だけは、誰にも任せたくないんです。それが「らしさ」だし、「伝わる温度」だと思うから。

AIがいくら便利でも、そこに人間の“熱”がなければ、ただの文字情報です。

♦融合こそが未来

だからこそ、僕はこう思います。
AIに依存するのではなく、“融合”していく時代。

AIをうまく活用しながら、人間らしい感情やユーモア、ちょっとした抜け感も織り交ぜる。

完璧じゃないけど、その“らしさ”こそが、読み手の心に届くのではないかな?と。

文章にしろ、仕事にしろ、教育にしろ…
“全部AI”に任せてしまいがちな時代だからこそ、最後の仕上げだけは、「自分の手」で完遂させたい。

なぜなら、その仕上げこそが「あなたの人間らしさ」を映し出すのだから。

 

考えろ、人間。
感じろ、人間。
がんばれ、おれ。

 

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