【負け癖チームから勝ち癖チームへ】

Q.最近の(売上)目標に対する達成率どうですか?

A.「未達成が続いています・・・」 というチームリーダー(上司)の方々に向けてお伝えしています。

 

原因は何なんでしょうか?

 

部下がまだまだ未熟だから?

会社が考える営業戦略がイマイチだから?

サービスが古い?

価格が高すぎる?

エリアがダメ?

マーケットが小さくなっている?

 

はい。 これは[半分合ってて、半分間違ってます]

 

もちろん、上記のような原因もあるでしょうが、

実はまだまだリーダー自身が変えること、変わることでチームの結果を変えられることがたくさんあります。

 

負け癖がついてしまったチームからの大変身に是非チャレンジしてみて下さい。

では、そもそもこの「負け癖」とは何なのか?

文字通り、「負け」×「クセ」ですから、 「マイナス」の「習慣」ということです。

 

ん?と思われるかもしれませんが、

一番わかりやすいものの代表例は、「惰性(マイナス)」の「コミュニケーション(習慣)」です。

 

具体的には、 「日報、会議、面談などのコミュニケーションの習慣」が

惰性(マイナス効果)になっている ということです。

 

「部下からの日報」返信をいい加減に返信していないだろうか?

「読み流して、チェックボタンだけ押す」みたいなことを していないだろうか?

 

「会議」に大した準備もせず、まるで休憩のような参加をしていないだろうか?

もしくは部下を適当に責めるだけの会議になっていないだろうか?

 

「定期的な面談」も取り繕った「とりあえず面談」になっていないだろうか?

 

こうした上司の「惰性の習慣」が部下からの信頼をなくすんですね。

 

部下は上司をよく観ています。

 

(自分の日報をちゃんと見てくれていないんだな…)

(会議に何の準備もしてきていないんだな…)

(前回の面談の内容、完全に忘れているな…)

 

全部バレています!

 

すると、上司への信頼がなくなる⇒行動しない⇒成果も出ない⇒面白くない⇒辞める

こうした悪循環が起こっても何もおかしくないですよね?

これが負け癖チームです。

 

では、一体どうすればこうした負け癖状態から脱却できるのだろうか?

 

シンプルです!

 

これらの「惰性(マイナス)になってしまった習慣」を「プラスの習慣」に変えるだけ。

具体的には… ①「日報の情報を元にして部下に関する情報をしっかり把握すること」

⇒今、何が出来ていて、何が出来ていなくて、一体何に悩んでいるのか?

を把握して具体的なアドバイスまでできるとより良いですね。

※部下5名くらいであれば、誰でも絶対できます!

 

②会議の事前準備をすること ⇒部下は基本的には今に追われてしまっているので、

少し客観的なDATA(同業他社情報など)をまとめて見せてあげることができれば、

部下にとっても有益な時間になるでしょう。

 

③面談の準備と即日のお礼をする

⇒事前に前回の記録には目を通して、今回の質問や話す内容を準備する。

そして、即日(翌日)のお礼や激励の言葉を添えれば完璧ですね。

 

上司がこれらをきちんとできれば、どんな変化が起こりそうですか?

部下が「日報・会議・面談」に意味を持ち始める。

そうなると、習慣は「プラス」に変わります!

上司への信頼が増す⇒行動が変わる⇒結果が変わる

こうして「勝ち癖」チームに近づいていくわけです。

 

コミュニケーションの「代表的な仕組みの3本柱」について、

(もちろん他にもありますが)

是非、「脱・惰性」をチャレンジしてみて下さい。

 

 

◉余談

いやいや、上司も忙しいんやから、そんなん部下がやるべきでしょ!?

甘やかしたらアカン。上司に依存してしまうのでは…!?と思われるかもしれません。

コレわからなくもないですが…是非こんな場面を想像してみて下さい。

もし…あなた自身が、社長も出席する会議に出た時に、

社長がきちんと事前準備をしてきてくれたらどんな気持ちになりますか?

 

尊敬しませんか?すげぇなー!とかやべぇなー!って思いませんか?

それが部下の気持ちです。そんな社長を見て依存はしませんね(*^^*)?

 

【まとめ】

組織のトップが成果への執着心をどれだけ持てるか?が結果に現れる。

リーダーの「目標に対する本気度」が達成率だと思って下さい。

 

YouTube動画でもお伝えしていますので、こちらをご参考下さい。

 

 

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