こんにちは!プロパト・代表の飯田です。
先日、ある企業様の会議に参加させていただき改めて感じたことです。
〈成果が出ていない人ほど言う言葉〉ってありますよね?
1.“口ぐせ”にこそ本音が出る
月末になると、結果を振り返りながら、数字も見ながら反省や改善する時間が増えます。
そんな中、上司も試行錯誤しながら、「来月はこんなことにチャレンジしてみましょうか!」とチームに提案をしました。
その時のメンバーからの反応です。
「自分としてはそのやり方好きじゃないんですよね」
「あのお客様ってなんか面倒くさいんですよね。ってか、僕に対しても失礼な対応してくるし…」
「やっぱり結果よりプロセスが大事だと思うんです」
これらの言葉、一見もっともらしく聞こえます。
しかし、実は、“成果が出ない人”ほど、こうした「自分のこだわり」や「自分なりの正義」を主張しがちなんです。
2.「こだわり」と「固執」は紙一重
もちろん、信念や価値観を持つこと自体は悪くありません。問題は、「自分のやり方」にこだわりすぎて、結果を出すための柔軟性を失っていること。
たとえば…
「私は人と違うやり方でやりたい」と言いながら、実は他人の成功法を試す勇気がない。
「お客様と適切な距離を置いてるだけ」と言いながら、実は自分の弱点(コミュ力・理解力)から目をそらしている。
「プロセスを大切に」と言いながら、結果が出ないことの言い訳にしている。
つまり、「こだわり」という言葉の裏には、変化への抵抗や自己防衛が隠れていることが多いのです。
3.成果を出す人の“こだわり方”は真逆
成果を出す人も、もちろん強いこだわりを持っています。
ただし、その“ベクトル”が違います。
成果を出す人のこだわりは、
「成果が出るまでやり切る」
「チームで勝つために自分が何を変えるかを考え、行動し続ける」
「成果を出すために昨日より1mmでも成長する」
というように、自分の外側にある目的や価値に向いています。
一方、成果が出ない人のこだわりは、
「自分はやるべき事はやってる」
「自分が納得できるか」
「自分のペースで仕事ができるか」
という自分の内側に閉じています。
4.“ずっとそこにいる人”にならないために
成果が出ない人は、実は能力が低いわけではありません。
ただ、“同じ場所で立ち止まっている”だけ。
それを動かせなくしているのが、「自分なりのこだわり」という名のブレーキです。
もし月末にこう思う瞬間があれば、立ち止まって問いかけてみましょう。
「それって、本当に“信念”なのか?」
「それとも、変わるのが怖いだけなのか?」
5.変化を恐れない“こだわり”を持とう
本当に強い人は、自分のこだわりさえも“アップデート”します。
成果が出る人は、自分なりの正しさではなく「成果に近づく正しさ」に素直なんです。
つまり、
“変化を恐れないこと”こそ、最大のこだわりだということですね。
成果が出ない時ほど、自分自身の「やり方」より「あり方」を見直すと良いかもしれません。
成果に向かえる健全なチームづくりを!
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