プロパト

変わりたいけどどうしても変われないあなたへ

「変わりたいのに、変われない。」

研修後によくいただく言葉の一つです。
頭ではわかってるのに、なぜか動けない。
本を読んでも、誰かの話を聞いても、刺激は受けるのに、またいつもの日常に戻っていく。

社長からは「お前の変わりたいという意志が弱いからだ!覚悟を持て!」と言われたりする…

でも…それって、あなただけじゃありません。

むしろ、「人間ってそういうもの」なんです^ ^

■人は本能的に「変わりたくない」

私たちは、無意識に「現状維持」を選びます。
これは本能的に危険を避け、安全な場所にとどまるようにできているからです。
いわゆる「コンフォートゾーン(快適領域)」ですね。

そこにいると安心できる。だから抜け出したくない。
でも…その“安心”って、本当にあなたを幸せにしていますか?

■変われた人に共通していること

変化できた人に話を聞くと、ある共通点があります。

それは、「環境が変わった」こと。

・部署が変わった
・会社を辞めた
・尊敬する人のそばに飛び込んだ
・引っ越した
・子どもが生まれた

環境が変わったとき、人は“否応なく”変わるんです。変わらざるをえないんです。
なぜなら、それまでの自分のやり方が通用しなくなるから。

■だったら、自分で環境を変えてみよう

本気で変わりたいなら、「変わらざるをえない環境」に身を置くことです。
怖くても、不安でも、それが最大の近道。

やらざるを得ない状況、追い込まれた場所。
そこには、今までの自分を脱ぎ捨てるチャンスが隠れています。

■未来にコンフォートゾーンを持とう

多くの人は、「過去の成功体験」や「今の居心地」にコンフォートゾーンを置いています。
でもそれでは、おそらく理想の未来には近づかない。

本当に変わりたいなら、
“まだ見ぬ理想の未来”を自分の快適領域にしてしまいましょう。

「未来こそ、私の居場所だ」と決めてしまうんです。

幼少期に劣等コンプレックスを抱えている人の方ががんばり続けられる理由も、このあたりにありそうですね。もうあんな酷い過去には戻りたくない。自分のコンフォートゾーンは未来にある!と決めているってことなんでしょうね^ ^

■子どもに見せたいのは、“挑戦する背中”

最後に、こんな話を。

「子どもには、いろんなことに挑戦してほしい」と願う親は多いですが、
実はそれ以上に大切なのが――
あなた自身が、挑戦している姿を見せることだと思います。

背中で語る大人の本気は、子どもにとって何よりも強いメッセージになります。

■まとめ:変われないのではなく、“変わらない環境”にいるだけ

「変われない自分」を責めないでください。
それは、“変われない人”なのではなく、“変わらない環境”にいただけなのかもしれません。

未来を快適な場所(コンフォートゾーン)にする。
その第一歩は、「今いる場所から一歩踏み出すこと」。

変化は、いつもその一歩から始まります。

プロパト・代表飯田でした♪

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