こんにちは!プロパト代表の飯田です。
今回はちょっと真面目に「権利と義務」についてお話してみようと思います。
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◆ 「有休(有給休暇の略)は使いたい。でも、その前に…」
ある日、研修の中でこんな話が出ました。
若手社員A「いや〜、有休は当然の権利じゃないですかぁー」
上司B「うん、そうだね」
若手社員A「でも、なんか申請するたびに気まずいんですよね」
上司B「それって…急に休むし、引き継ぎもないからじゃない?」
若手社員A「…え?!でもそれとは話が別じゃないですか?」
上司B「なんで別なの?」
――これ、全国の職場で1日100回くらい再生されてるやつですね^ ^
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◆ 「権利」ってなんやねん?
改めてですが、権利とは「受け取るもの」。
給料、有給休暇、働く環境の安全、発言の自由…などなど。
一方で、義務は「果たすもの」。
働くこと、報連相すること、成果を出すこと、守秘義務などがそれにあたります。
つまり、「給料もらいたい」なら「仕事する」。
「休み取りたい」なら「段取りする」。
すごくシンプル。でも、これがうまくいかないのが“人間のリアル”なんですよね。
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◆ 社長がボヤく「権利ばかり主張しやがって…」
多くの社長はこう言います。
「最近の若手は、義務を果たしてないのに、権利ばっかり主張する」
でも逆に、社員からするとこうです。
「こっちは仕事もしてるし、頑張ってるのに、何をしても感謝されないし、給料も上がらない」
要は、お互いに“やってるつもり”なんですよね。
これ、夫婦関係とか親子でもよくあるやつです(笑)
「私はこれだけやってるのに、あなたは…」って。
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◆ じゃあ、どうすればいい?
「権利と義務」は、制度で管理するだけじゃなく、“対話”で整えるべきものだと思っています。
たとえばプロパトの研修では、
★自分の“権利と義務”(だと思うこと)をマトリクスで整理してみる
★社長役と社員役に分かれて実際にロールプレイしてみる
★過去に上司(部下)から言われて「ムッとした一言」について、みんなで分析してみる。
…なんてことをやります。
(※詳しくはお問合せください)
すると、だいたい誰かがこう言い出すんですよ。
「あ、自分、義務果たしてないのに、権利だけ主張してたかも…」って。
逆に、
「確かに、ついつい義務ばかり押しつけてしまって権利を退けていたのかもしれないな…」もある。
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◆ 結局、組織って“人間関係”
「権利と義務」というと堅く聞こえるけど、実はこれは、“人間関係のバランス”の話です。
・言いたいことを言うには、信頼関係を築くことが先
・要望を出すなら、チームに貢献する姿勢が前提
・自分だけが正しい、と思わないことが大事
この感覚があるだけで、職場の空気は変わる。
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◆ 最後に…
僕自身も昔は、「もっと評価してほしい!」とか「こんなにやってるのに!」って思ってました。
でもある時、尊敬する上司に言われたんです。
「お前が“やってる”かどうかは?はお前が決めるんやないぞ。全部他人が決めるんや!」と。
今でも忘れません。その一言が、僕に“義務”という視点をくれたような気がします^ ^
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ということで、今日の問いかけはこちら。
👉「あなたが主張している“権利”、その前にある“義務”は果たせていますか?」
この問いを、ぜひ職場でも共有してみてください。
それではまた!
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