二極化する時代——あなたはどちらの思考で生きるか?
こんにちは。プロパト・代表の飯田です。
今日は日頃多くの人と組織と関わらせてもらう中で感じていることを記してみます。
今日のタイトルにもあるように…
「二極化」と聞くと、まず思い浮かぶのは「貧富の差」かもしれません。
しかし、今、社会でより深刻になっているのは「思考の二極化」です。
浅い思考 vs. 深い思考
思考には、明確に「浅い人」と「深い人」が存在します。
浅い思考の人
・SNSの切り抜き動画やテレビのニュースだけを鵜呑みにし、それが「真実」だと信じる。
・「いいね!」の数で承認欲求を満たし、世の中の大勢の意見に流される。
・誰かの言葉をそのまま引用するが、「自分の意見」がない。
深い思考の人
・一つの事柄を知るために、書籍や専門家の話、インターネットなど多角的に情報を集める。
・「なぜ?」を問い続け、自分なりの答えを導き出す。
・ネット上で浅いコメントをする時間があれば、より本質的な思考に時間を使う。
結果——「薄っぺらい人」と「考える人」に分かれる
この違いは、職場でもはっきりと現れます。
薄っぺらい人は、会社に対して安直にこう思いがちです。
「給料やボーナスが少ない」
「残業が多い」
「休日が少ない」
「上司がバカだ」
「うちはブラック企業だ」
彼らは世の中の一部の情報を都合よく解釈し、不満を抱えるだけで何も変えようとしません。
一方で、考える人は、こう考えます。
「どうすれば、うちの会社はもっと良くなるのか?」
「自分の業務はどうすればもっと効率化できるだろうか?」
「どうすればお客様にもっと価値を感じてもらい利益に変えられるだろうか?」
「どうすれば仕事の中にやりがいを見つけられるだろうか?」
「自分にできることは何か?」
そして、行動を起こすことで、社内で真のリーダーになっていく。
もちろん、社長にも「薄っぺらい人」はいる
「社長=考える人」とは限りません。日本には約400万人の社長がいますが、その中にも「薄っぺらい人」は一定数存在します。
もし、あなたが「考える人」であるならば、そういう社長のもとでは一秒でも早く離れるべきです。
結論、自分はどちらの側にいるのか?
「薄っぺらい人」でいるか、「考える人」でいるか。
選択するのは、あなた自身です。
自分の頭で考え、行動できる人でありたい。
そう思うなら、今日から少しでも目の前のことに「なぜ?」を問い続ける習慣を持ちましょう。そして、自らの行動の変化につなげてみることをオススメしたい。
らしく 楽しく おもしろく