プロパト

抽象化思考を鍛えるということ

おはようございます。
株式会社プロパトの石井です。

抽象度の高い視点を持つ人ほど、一見して異なる事象の中に「共通点」や「本質的な構造」を見出すことができる。
一方で、抽象度の低い視点しか持たない人には、あらゆるものがバラバラで違ってみえる。

このような抽象化の力を養うためには、まず共通点はないか?という問いを習慣づけることが重要。
この問いが、物事を単なる個別の現象としてではなく構造的、概念的にとらえる第一歩となる。

抽象化志向を高めるには、実体験だけでなく、本を読んだり映画を見たり、
芸術に触れるといった“擬似体験”も大きな効果を持つ。多様な世界に触れることにより、
視野は自然と広がり、無意識のうちに共通点や本質を探る思考が習慣化されていく。

抽象レベルが上がると同じであると、とらえられる領域が広がる。つまり、世界の見え方そのものが変わるということだ。
同じ経験や情報を持っていたとしても、具体的にしか考えられない人と比べ、抽象的にとらえられる人の方が、
圧倒的に多様で創造的なアイデアを生み出すことができる。

らしく 楽しく おもしろく