〜第二創業期の“混沌期”にいるあなたへ〜
こんにちは。
プロパト・代表の飯田です。
僕はこれまで、数多くの「第二創業期」の企業と伴走してきました。
そこで見てきたのは、順調な成長曲線だけではありません。
むしろ多くの企業が、
途中で“混沌のトンネル”に迷い込む瞬間を迎えるのです。
つい先日もクライアント企業様の幹部メンバーからご相談を受けました。
そこで話した内容も含めて、あえてブログでも綴らせてください。
■ なぜか、手応えがない。
・会議の頻度を増やした。
・対話も増やしている。
・部下にも任せるようになった。
・行動指針もメンバーと一緒につくった。
……なのに、組織が“変わった感覚”がない。
社長からの期待、部下との温度差、自分自身のエネルギーの限界。
ふと、こんな感情がよぎります。
「本気で会社を変えようとしてるのって……ひょっとして自分だけなのか?」
■ 混沌は、“変化の兆し”のすぐそばにある。
第二創業期における変革とは、
「見える成果」よりも、「見えづらい変化」が先に起きるものです。
・職場で本音を言う人が出始めた
・小さな衝突(健全な衝突)が起きるようになった
・今まで口を出さなかった人が、会議で手を挙げはじめた
…これらは一見、混沌や停滞のように見えますが、
実はすべて「変化の兆し」であり、「進化のサイン」なのです。
■ あなたの頑張りは、確実に届いている。
表面上、変わっていないように見えても、
あなたの言葉、あなたの背中、あなたの不安や迷いすらも誰かに届いて、影響を与えています。
それは“静かなる浸透”。
変革とは、音のしないところで芽が出るものです。
だからこそ、諦めそうになったとき、
どうか「見えない変化」にも目を向けてみてください。感じてみてください。
■ 最後に
変革には、幹部やリーダーの“忍耐”がつきものです。
でもその時期を超えた先に、必ず“手応えのある瞬間”がやってきます。
「あ、なんか…自分がいちいち言わなくても組織が勝手に動き始めてるかも」
「あのメンバーが、部下に自分の言葉で伝えてる…」
「あれ!お客様からの評価の言葉が増えたぞ~!」
これが、“第二創業期を突破し始めた瞬間”です。
もし今、苦しいところにいるなら。
あなたはきっと、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。
だから、もう少しだけ。
本気で会社を変えたいあなたの存在は、
会社にとっての“最大の希望”なんですから。
らしく 楽しく おもしろく