人材の採用について、経営者が特に気をつけないといけないなぁと思うことがある。
特に中途採用。
これから目指す組織の中で、その人材がどのように活躍できるか?イメージを持てないままなんとなく採用することは超危険だということ。
例えば、ずっと大手で何年間も仕事をしてきて、これまでのキャリアが一般的に“スゴイ!”と思われるような人材でも、中小企業に入社してきて活躍できるかどうかは全くわからない。
特に我々が携わらせてもらう組織変革期と言われる[第二創業期]なんかは、むしろその“スゴイキャリア”が活かされづらいタイミングでもある。
大手企業の既に出来上がった仕組みの中で仕事をしてきた人が、仕組みのない中小企業に入社してやっちゃう事は何か…??
「前職ではこんな仕組みがありましたよ」(→自分が作ったわけではないでしょ?!)
「この会社は○○が出来てないですよねー」(→ただいま成長真っ最中の中小企業やから当然ですよね?)
「私なんかは部下を△△名抱えてましたから」(→仕組みも待遇もだいぶ恵まれた環境の中ですよね?)
最初のうちはその知識や情報を評価されるかもしれないが、そのうち“ただの評論家”であることがバレてしまう。
それが危険なのです。
特に[第二創業期]は、知識より行動が必要な時期。これまでになかった仕組みを0から作りあげ、社内で反発もある中、どう周りを巻き込んで運用・定着させていくか?が肝となる。
泥臭く動ける力こそ必要な時期にプライドだけ高い口だけの評論家は要らないのです。
これから目指す組織に必要な力は何か?をしっかり見極めてから採用することを強くオススメします。
高額な買い物をする時は、徹底的にその商品を調べたり、口コミを見たりするのに、人材の採用となると少しいい加減になりがちなものです。
逆に中途採用される側の方は、たとえこれまでのキャリアを評価されたとしても、一度その培ったプライドは横において0からまたやり直す!という覚悟を持つことが必要ですね^ ^
人材採用は奥深いですね♪
採用を制する者は世界を制する!
らしく 楽しく おもしろく