プロパト

目標設定は両輪が大事。

目標設定は「定量」と「定性」の両輪で進めよう。

 

皆さんは、目標を立てるときに「数字」ばかりを追いかけていませんか?
それとも、「こうなりたい」という気持ちだけで終わっていませんか?

 

実は、目標設定には 「定量(数値)」と「定性(状態)」の両方が必要 です。

 

この2つをバランスよく設定することで、目標に向かってスムーズに進めるようになります。

定性目標と定量目標の違い

✔️定性目標:「どんな状態になりたいか」
→例:営業チームの雰囲気をもっと活気あるものにする/お客様により信頼される存在になる

✔️定量目標:「具体的な数値としてのゴール」
→例:新規契約数を月5件獲得する/リピート率を80%にする

なぜ両方が必要なのか?

自転車をこぐことをイメージしてください。


前輪(定量目標) が進む方向を決め、後輪(定性目標) が実際に進む力を生み出します。どちらか一方だけでは、まっすぐ走ることはできません。

✔️定量目標は、具体的なアクションを生み出す
→たとえば、「売上を前年比120%にする」と決めれば、どの施策を強化すべきか?新たにどんな取り組みをすべきか?が明確になります。

✔️定性目標は、やる気やモチベーションを高める
→「お客様との信頼関係を深める」と定めることで、単なる売上ではなく、本質的な価値を追求できます。これは理念やミッションにに通じる部分も大きいかもしれません。

評価も「定量×定性」でスムーズに

目標設定だけでなく、「評価」もこの2つの視点で行うことが重要です。
売上などの「数字」だけで評価すると、社員は短期的な成果ばかりに走ってしまいます。
逆に、「頑張っていたよね」という感覚だけの評価では、成果につながりにくくなります。

たとえば、営業職の評価をするときに
✔定量:「新規契約数・売上目標の達成率」
✔定性:「お客様の満足度・社内での貢献度」

この両面で評価することで、公平かつ納得感のあるフィードバックができ、社員もより成長へと向かいます。

まとめ

目標設定をするときは、
✴︎定性目標(どんな状態になりたいか?)
✴︎定量目標(どんな数値を目指すか?)
この両方を意識することが大切です。

そして、評価のときも同じように「数値」と「状態」の両面から考えることで、公平で納得感のある評価ができるようになります。

 

目標は、夢や理想だけではなく、現実を見た具体的な数値と行動で実現するもの。
両輪をしっかり回して、着実に前へ進んでいきましょう!

 

らしく 楽しく おもしろく