プロパト

【誰でもつくれる目標設定の仕方】

「今の目標って何かあるんですか?」

 

って訊かれると、意外にも多くの人がドキッとしませんか?

 

僕自身も、訊かれると一瞬ギクッとします。

 

きっと何か「目標」っていう言葉の威力がスゴイんでしょうね。

 

緊張しちゃう。

 

でも、親としては子どもたちに結構ふつうに言うことってありませんか?

 

「目標は?」

「何事も目標をつくってからやらないと!」

 

でも、逆に子どもから、

もし「お父さんの目標は??」「お母さんの目標は??」

って訊かれたら、すぐに答えられますか(*^^*)?

 

「あるけど、今のあなたにはちょっと難しいと思うから、もう少し大きくなったら教えてあげるね!」

 

などと、テイのいい言葉でも使ってなんとか逃げますか?

 

大人になると、年を取ると、

現実を多く見るからか、「目標」をつくることから逃げる傾向がありますね。

 

そして、遂には

 

「目標なんて大それたモノはあえて作らない」

 

「目標なんて素晴らしいモノを目指せる自分ではない」

 

という“謙虚風な”自分がそこにいちゃったり…。

 

もし、

 

今が自分ではあまり納得のいく毎日ではないのなら…

 

今が惰性で生きてしまっているなと思うなら…

 

今よりもっと刺激的な毎日を過ごしたいな~と思うなら…

 

“自分なりの目標”立てちゃいませんか?

 

冒頭お伝えした通り、「目標」って聴くとなんだか

すごい崇高な理想像をきっちり描かないとダメそうですが、

僕はそんな事はないと思います。

 

目標の定義をカンタンにしてみようと思います。

 

①今より“先”の自分のこと

②今の自分を励ましてくれるもの(=今をがんばる理由)

③達成できたら嬉しいと感じるもの

この3つ!!!

 

これだったら、作れそうではないですか?

 

ん~・・・

 

ここで「何から作りましょうか?問題」が訪れますね(*^^*)

 

そこで、おススメはまずは「自分の強み」から考えてみることをおススメします。

 

TSU-YO-MI???

 

はい。自分の強みです。

 

そんなもんないですよ。

 

ないですか???

 

本当ですか???

 

それは嘘ですね。あります。

 

現にあなたは「これまでのあなたの人生の中で強みを磨いてきたではありませんか!」

 

それも知らず知らずのうちに。

 

えっ!?

 

そうです。

 

幼少期⇒小学生⇒中学生⇒高校生⇒・・・⇒社会人⇒

 

にそれぞれのステージのどこかでは、

あなたは「イケてた時」って一瞬でもないですか?

 

「イケてた」って言っても、

何かの大会で賞をもらったっていうような他人の評価だけではありません。

 

むしろ、他人は置いておいて、それより「自分がワクワクしていた瞬間」「イキイキしていた時」「何かを得意だと思えた瞬間」ってありませんでしたか?

 

クラブ活動の帰り道に、仲間たちとワイワイ話しながらの帰り道。

 

遠足の前夜、翌日のことを想像した時。

 

レクレーションでクラスのみんなが楽しめそうなゲームを自分なりに考えていた時。

 

毎月親からもらう小遣いの一部を貯金し続けていた時。

 

同じ学校の仲間がよその学校の奴らにボコられて、それを仕返しに行く時。

 

 

挙げていけばキリがないくらいあるはずです。

 

そんな「イケてる自分」の中にひっそりと隠れているのが「強み」なんです。

 

それはもしかしたら、

 

コミュニケーションや人との関わり

 

ポジティブ思考

 

自分の発想でコツコツモノづくりをする力

 

お金の細かな計算をすること

 

正義感

 

であったりするわけです。

 

別に大それた「強み」でなくてもいいわけです。

 

もちろん、ここから更に深ぼっても良いでしょう。

 

例えば、

「コミュニケーション」を一つ取りあげてみても、

相手が年上?同僚?年下?…どれが得意なのか?

もしくは、対一人?対複数?…どちらが得意なのか?

伝える方が得意?聴くことが得意?笑わすのが得意?

 

これだけ考えていくと、もっとはっきりくっきり「強み」が見えてくるはずです。

 

「わ!そういえば、思い出したけど自分のコミュニケーションという強みを活かせたからこそ、〇〇の場面でいい結果が出たんだな~」など、「同じ強みを発揮した人生の別の場面」を思い出せることも多いはずです。

 

ここまで来ると、もう大丈夫(*^^*)

 

これまでの人生から見えてきた「強み」を

これからの人生に活かそうじゃありませんか!

 

そんな「強み」を活かして、

「これからやってみたいこと」をじゃんじゃん洗い出してみて下さい。

※まずは「実際にできるか?できないか?」は置いておきましょう。

それを検討しながらやってしまうと、思考が狭まってしまうから。

 

一通り、洗い出せたら仕上げの段階です。

 

やってみたいこと一覧の中で

「今の会社で(今の役割で)、やれることはないだろうか?」

 

を検討してみると良いでしょう。

それは1つでも2つでも3つでも良いです。

 

さらに可能であれば、「いつまでに実現させたいか?」をいったん決めてみる。

 

さぁ!そうすると…「自分なりの目標」の完成です!

 

どうですか?

 

どんな気分ですか?

 

①今より“先”の自分のこと

②今の自分を励ましてくれるもの(=今をがんばる理由)

③達成できたら嬉しいと感じるもの

 

しっかりこの条件を満たしていますか?

 

こうやって「自分なりの目標」を実現させていけたら、

きっと今よりももっと成長したあなたと1年後に出逢えるはずです。

 

おいおい、ちょっと待ってくれ。

そんな都合の良い「自分の強み」だけにしか目をやらないのは、

「弱み」から逃げてるのと同じじゃないか!

というお声が聞こえてきそうですね。

 

大丈夫です!

 

もちろん、「弱み」については最低限向き合う必要がある場面はありますが、

それは人生の中でごくわずかです。わずかで良いと思います。

 

なぜなら、組織において「自分の弱み」は「誰かの強み」だから。

「自分の強み」は「誰かの弱み」でもある。

組織はパズルと一緒で、強みと弱みの凸凹のピースの集合体なんです。

 

「強み」を発揮することで、はじめて人はそこに「価値」を感じるのです。

そんな「価値」となる「強み」を存分に発揮して頂きたいと思います。

 

その為の「自分なりの目標づくり」というお話でした(*^^*)

 

「強み」を磨いてる大人はかっこいい。

 

そんな大人の元気な姿を子どもたちにも魅せていければ、

きっと子どもたちも早く大人になって仕事がしたい!と思うでしょうね~。

 

ぜひ一度、お試し下さい。

 

らしく 楽しく おもしろく