「マネージャーという役職をもらったけど、一体何をしたらいいの?」って思ったことありませんか?
「マネージャーって一体何をしたらいいんですか?」って聞かれて困ってしまったことありませんか?
とりあえずは、「目標達成」すればOKなのか?
「未達成であれば…色々言われるんだな~。」的な・・・(*^^*)
でも、、、
部下が成長してなかったら、「ちゃんと育てろ!」と言われ、
部下が辞めれば、これはこれで「離職させるな!」と指摘される。
だからって、
部下とじっくり話をしていたら「おい!そんな暇あるのか!数字が達成してないだろ!」と言われて困ったりしたことありませんか?
僕もかつてめちゃくちゃ困ったし、悩みましたm(__)m
一方、
会議の中では、社長は「しっかり目線を上げて、マネジメントをしてくれ」って言うけど、
その「マネジメント」って一体何なんでしょうか!?
業績のこと?仕組みづくりのこと?
顧客分析のこと?事業計画のこと?未回収金の回収のこと?採用のこと?
ん~~~。
困りますね~。
これらがごちゃごちゃになって、マネージャーとしての日々が進んでしまうと、
結局、マネージャーとしては、何も結果を残せないまま終わってしまいがちです。
そこで今回は「マネージャーの役割」をわかりやすくお伝えしておきます。
大手企業はまた別ですが、中小企業における「マネージャーの役割」としておきます。
マネージャーの役割は、大きくは2つ。
①業績確保(短期的)
②部下育成(中長期的)
です。
ですから、
「今は部下育成に力を入れてるんで、3ヶ月は未達成が続きます。」は×です。
そして、逆に
「とりあえず目標達成してるんで、部下の成長とかはどうでもよくないですか?」も×です。
※もちろん、両方とも「経営者からの指示や依頼」であれば別です。
つまり、この①業績確保と②部下育成の両輪をいかに回せるか?がポイントなのです。
これが本来の「成果」という意味です。
そして、次に「では、何から始めたらよいか?」ということです。
ズバリッ!!
「発信とリアクションを今の10倍やる!」ことです。
は( ゚Д゚)???
となるかもしれませんね。
「何についての発信とリアクションか?」というと・・・
イ)目標について
ロ)役割について
ハ)評価について
これら3つだけです。
まずは、イ)目標について⇒「チームとしてここを目指します!」って一言で言えること。
「みんなで一生懸命仕事して、お客様に喜んで頂き、今月売上〇〇万円を達成しよう!そして、月末に達成会やろう!」←こんなことでいい!十分!
※注意すべきは、会社の方針とチームの方針がズレていないことが大事。例えば、売上の目標が実は修正がかかっていたとか。1ヶ月で区切る方針ではなくなったとか。
これを「ことあるごとに」発信すること!
次に、ロ)役割⇒これが結構大切。あいまいになりがちですから。
×な例:「各自達成の為にがんばって下さい」
〇な例:
▶社歴の浅いメンバー
「会って頂けるお客様の為の事前準備をしっかりすること、そしてお客様と会えた事後の行動をしっかり行うことに集中しようか!」(顧客視点を持つ役割)
▷社歴のあるメンバー(それぞれの特性に合わせた役割)
「1週間に1回はみんなにいい仕事、しくじった仕事について発信してくれるかな?」
「お客様に対して過去最大で最高の提案をしてみようか!その提案書を月末の会議でみんなに共有しよう!」
「会議について今よりももっとカイゼンする必要があると思うんだけど、その改善案も後輩たちと相談しておいてくれるかな?」
「請求かけたけど、お客様から未回収金が結構あるみたいだから、それについてみんなにヒアリングしてまとめてくれないか?」
これらの「役割」についての発信も「ことあるごとに」やる(*^^*)
そうすると…チーム内に「貢献意欲」を生み出すことができ、チーム全体も強くなります。
さぁ!最後は、
ハ)評価⇒観察した上で、事実を把握した上で、フィードバックする。
月末で区切りであれば、月中で一度は「軌道修正の必要はあるか?」「そのままでいいのか?」を社内に、あるいは個別でフィードバック(発信)すること。
その時の結果だけで判断せず、「来月にはきっと花開くから大丈夫だ!」などのフィードバック(発信)も大切ですね。
大事なのは、「何が〇で何が×なのか?をはっきり部下に伝えて、部下がそれを理解すること」です。
いかがでしたでしょうか?
難しいことではないはずです。
色々難しい内容を発信するというより、日々同じ内容を繰り返し発信する方が大事なことがわかりますね?
やるべきことは非常にシンプルです。
「自ら発信ばかり」というとちょっと気も滅入ってしまうかもしれませんから、
部下の行動や言動に対する「リアクションと共に発信すること」をやってみて下さい!
リアクションと発信は1セット。
朝礼でもいいし、部下からの日報や週報、会議中の部下の発言、
日々の部下のホウレンソウなども活用しながら、
まずはリアクション⇒次に発信!これを今の10倍やる気持ちで。
そうすると、部下たちは決まってこの言葉を言い始めます。
「マネージャーがいつも言ってる通り~~~ですね!」という言葉です。
この言葉が部下から聞けるようになれば、マネージャーとしてはひとまず合格ですヽ(^o^)丿
是非、マネージャーとしての模範?見本となって頂いて、
次なるマネージャーたちが
「あ、あの人みたいにやったらいいんだ!」という希望や兆しを社内にお届け下さい♪
そうなると、間違いなく業績も上がり、部下も育ちます。
今回の参考動画はコチラです。
こちらもご活用下さい。
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