プロパト

察してほしいの落とし穴

おはようございます。
株式会社プロパトの石井です。

日本には、相手をおもんばかる文化がある。

空気を読む。
行間を読む。
以心伝心。
言わなくても伝わる。

そういう感性は、
たしかに美しい。
でも同時に、
「察してほしい」に頼りすぎると、
人間関係は少しずつズレていく。

家族であっても、夫婦であっても、
親しい友人であっても、
会社の仲間であっても、

言わずに全部わかってもらうのは、
やっぱり難しい。
むしろ関係性が近くなるほど、
どこかに甘えが出てくる。

「これくらいわかってくれるやろ」
「察してくれてもいいやん」
「なんで言わないとわからないの?」
そう思ってしまうことがある。
でも、相手は自分ではない。

どれだけ近い関係でも、
見ている景色も、考えていることも、
抱えている事情も違う。

もちろん、
何でもかんでも言えばいいわけではない。
言い方は大事。
タイミングも大事。
相手への配慮も必要。

でも、基本的には、
言わないと伝わらないと思っていた方がいい。

伝えていないのに、
わかってくれないと怒る。
説明していないのに、
察してくれないと不満を持つ。

これは、相手への期待のようで、
実は自分の甘えなのかもしれない。
大切なのは、
察してもらうことではなく、
伝わるように伝えること。

相手を責める前に、
自分はちゃんと言葉にできていたか。
そこに一度立ち止まるだけで、
関係性は少し変わると思う。

言わなくてもわかる関係は素敵。
でも、言葉にしても壊れない関係は、
もっと強い。

らしく 楽しく おもしろく