おはようございます。
株式会社プロパトの石井です。
経営者の方と採用についての話をしていると、
ふと社長から突然こんな言葉が
飛び出すことがあります。
「うちはラグビー経験者がええねん!」
横にいる採用担当者は戸惑います。
「またや、思いつきかな?」と。
でも、ここに大きな勘違いがあります。
多くの場合、
社長の直感には膨大な経験と
観察のデータが裏づけとしてあるんです。
創業から今日まで、
何百・何千という人を見てきた経営者には、
・うまくいった人の特徴
・辞めてしまった人の傾向
・成果を出す人の共通点
これらが「言語化されないまま」
頭の中に蓄積されています。
だから社長はこう感じるのです。
「ラグビー経験者はフィットしやすい」
しかし採用担当からすると、
「根拠は?なんでラグビーなん?」
と好みの押しつけに見えてしまう。
ここで大切なのは
社長の直感を否定することではなく、
深掘りして言語化すること。
たとえばラグビー経験者の裏には、
・仲間のために体を張るチームファースト精神
・苦しい時こそ前に出る「粘り強さ」
・役割を理解して動く「戦略的思考」
といった採用基準のヒントが隠れています。
社長の直感とは
「成功と失敗の観察」から
生まれる無意識の洞察。
採用担当者がすべきは、
その洞察を整理し、共通言語にすること。
すると、経営者と採用担当の認識が
ピタッと揃い、本当に共鳴する人材を
見極められる採用ができるようになります。
一見、思いつきに見える一言ほど、
実は深い根っこがある。
そこに寄り添い、問いを立て、言語化する。
それが、中小企業の採用を成功に近づける
何よりの一歩かもしれません。
らしく 楽しく おもしろく