プロパト

さりげない一言

おはようございます。
株式会社プロパトの石井です。

リーダーとして部下と関わるとき、
つい「指導しなければ」「教えなければ」
と力が入ってしまうことがあります。

しかし実際に部下の心に深く残るのは、
派手なアドバイスや厳しい指摘よりも
期待を込めた、さりげない一言や
ふとした行動だったりします。

たとえば、
・「この前の資料、すごく分かりやすかったよ」
・「あの対応、よく気づいたね」
・「お疲れ様。前回の〇〇、助かったよ。
 ありがとう」

リーダーからすれば
「わざわざ言わなくてもいいかな」と
省きがちな言葉でも、部下にとっては
みてくれている。信じてもらえている
という実感になります。

この「見守られている安心感」が、
日々の意欲や挑戦を支えるエネルギー
になります。

言葉だけでなく、
行動にも同じことが言えます。

「何か手伝おうか?」と抽象的に聞くよりも、
「この資料、あとで一緒に確認しようか?」
「この部分だけ、先に見ておくよ」
と具体的な形で寄り添うほうが伝わります。

ポイントは、
「手は出しすぎないでも、放っておかない」
この絶妙な距離感こそが、信頼関係を生む鍵です。

「指導」よりも「支援」
「管理」よりも「見守り」

そんなスタンスを意識して関わるだけで、
職場の空気は大きく変わります。

らしく 楽しく おもしろく